胆石の検査法

胆石の検査には画像および血液による方法があります。画像検査は、胆のうの映像化により具体的な位置や大きさなどを把握することできます。検査方法には腹部超音波検査、CT検査、MRI/MRCP検査、超音波内視鏡、および内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)などがあります。

胆石の検査法(詳細)

画像検査

画像検査は、胆のうの映像化により具体的な位置や大きさなどを把握することできます。検査方法には腹部超音波検査、CT検査、MRI/MRCP検査、超音波内視鏡、および内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)などがあります。

・腹部超音波検査
胆石の有無、大きさ、形、数、種類などを把握することができます。超音波の反射波を利用して内臓を映像化する技術で最も身体への負担が少ない検査方法です。動いている状態でもリアルタイムで検査できる特徴があります。

・CT検査
胆石の種類や大きさ、形、数などなどを把握することができます。X線を照射して体の内部を輪切り状にして撮影します。造影剤を使用すると血流まで鮮明に映像化することができますが、造影剤による吐気、嘔吐、かゆみなどの副作用があります。

・MRI/MRCP検査
胆石の大きさ、数、胆のうの形状、胆のう壁の様子をなどをより立体的に把握することができます。さらにMRCP検査では胆管の様子も映像化されます。強力な磁場の中に身体を置いて信号強度の変化によって画像化しますのでX線のような被爆の心配はありません。しかし体内に埋め込まれたペースメーカーなど金属類を装着している場合は不適となります。

・超音波内視鏡検査(EUS)
直径約10mmの細い管を口から挿入して、十二指腸の様子を体内の近いところで超音波により鮮明に診ることができます。

・内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)
直径約10mmの細い管を口から挿入して、十二指腸のファクター乳頭部まで内視鏡を挿入しX線撮影する方法です。鮮明な画像が得られるとともに検査用に組織の一部を採取することもできます。

血液検査

血液検査は、炎症の程度、肝機能の状態、がんの可能性などを判断するのに役立ちます。検査は、CRP、GOT(AST)、GPT(ALT)、LDH、ALP、γ-GTP、T-Bil、D-Bil、AMMONなどがあります。

・CRP
白血球数の数値で、炎症があると数値が増加するため炎症の有無が確認できます。

・GOT(AST、基準値=1-40U/l)、GPT(ALT、基準値=1-35U/l)
肝機能の状態を表す数値で、上昇すると肝機能障害が疑われます。

・LDH(乳酸脱水素酵素、基準値=230-460U/l)
すべての臓器が対象で、数値が上昇した場合は臓器の障害が疑われます。

・ALP(基準値=100-280U/l(大人、子供は250-770U/l))
肝胆道に多い酵素を表しています。

・γ-GTP(基準値=10-51U/l)
アルコール摂取に関連が深く、肝胆道の異常を表します。

・T-Bil(基準値=0.1-1.2mg/dl)
胆汁の主要な色素、ビルリビンの量を示します。

・D-Bil(基準値=0.1-0.6mg/dl)
直接ビリルビンの量を示します。

・AMMON(基準値=28-70)
血漿アンモニアで、意識障害を表します。

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